どうも!今日も元気に、ムコパパです!
2020年には小学校でのプログラミング教育が必修化されます。
ムコパパが子どもだった20年前は、パソコンに触れたことがあるだけでも羨望の眼差しでした。
いつの間にか授業にまで組み込まれるようになるとは思ってもおらず、つくづく時代の変化は凄まじいなと感じます。
突然プログラミング教育が必修化されて困るのは世のパパ・ママ・そして学校の先生ではないでしょうか?
何をどうやって教えたらいいのかわからーん!
子どもが授業についていけず、質問されたらどうしよう!?
他の子どもに遅れをとらないように、プログラミング教室に通わせよう!
色々な叫びが聞こえてきそうです。
かくいうムコパパも、どうしたもんかなー・・・と悩んでいました。
子どもの習いごとにプログラミングを加えるか否か・・・
色々と調べていくうちに、政府が推進するプログラミング教育の意図がわかってきました。
今回の記事では、学校で必修化される「プログラミング教育」についてまとめてみようと思います。
プログラミング教育で育むのはプログラミング的思考
突然ですが、「プログラミング」と聞くと、こんなイメージがありませんか?
1日の大半をパソコンの前ですごし、モニターいっぱいに広がった文字とにらめっこしながら頭を抱える・・・
そんなことを子どもに教えるなんて!!!
大学から数えると十数年、IT業界と呼ばれる世界に身を置いていた私は「プログラミング教育必修化」と聞いて目玉がボロロンしました。
しかし調べてみると、授業で教えるのはプログラミング言語やコーディング(記述作業)ではなく、あくまでも考え方のようです。
プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない。
出典: 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省
つまり文部科学省は、「時代を超えて普遍的に求められる力=プログラミング的思考」を育むことを目的として、授業にプログラミングを導入する ということらしいです。
これを見て、ムコパパはとりあえず一安心しました。
さらに、「プログラミング」という科目が増えるわけではなく、授業の中にプログラミングの要素を取り入れるだけ、ということもわかってきました。
あくまでも理科や算数、音楽等今まで通りの科目の中にコンピュータを用いた授業を増やしていくことを想定しているようです。
時代を超えて普遍的に求められる力=プログラミング的思考(論理的思考)とは
「プログラミング的思考」という言葉に聞き覚えがなくても、「論理的思考」とか「ロジカルシンキング」という言葉なら聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?
ある目的(ゴール)に対し、いかにして効率よく作業を行い目的を達成するかを考えるのが論理的思考です。
テトリスなんかで考えるとわかりやすいかもしれません。
テトリスの目的はなるべく多くのブロックを消し、ゲームを長続きさせることです。
そのためには、7種類あるブロックのうち、今落ちてきているブロック・そして次に落ちるブロックを確認して、どこにはめるかを考えながらゲームを進める必要があります。
ゲームをしている人は手を動かしながら、頭の中ではたくさんの思考が巡っているはずです。
ここにブロックを落とせば、次のブロックはここに落とすことができるな・・・
ここにブロックを落としたいけど、落下スピードが早すぎて間に合わないかもしれないな・・・
ごく簡単な例ですが、これこそ「論理的思考」です。
もっと詳しく知りたい、という方は以下のサイトを参考にしてみてください。 先生用のサイトなので、とても詳しくまとまっています。 t-knit.jp
必修化されるからといって、あまり心配する必要なない
最後に、ここまで述べてきたことを最後にまとめてみます。
- 2020年、小学校の授業に「プログラミング」という科目が追加されるわけではない
- 各科目を通してコンピュータを用い、「プログラミング的思考」を身に付けられる工夫をする
- 「プログラミング的思考」とはある目的に対し、いかに効率よく作業を行い目的を達成するかを考えることである
まとめながら個人的にいろいろ考えた結果、無理してプログラミング教室に通わせたりする必要は無いのかなと思いました。
プログラミング的思考はパソコンを使わなくても十分教えることが可能な上、今では様々なおもちゃが販売されています。
一緒に遊んでみると意外と大人の方が夢中になったりするおもちゃがたくさんありました。
そんなおもちゃを使いながら、プログラミング的思考を子供と一緒に学んでいくのもいいのかもしれません。
そんなおもちゃについても、近々レビューしてみようと思います。